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社労士事務所と顧問契約をする3つのメリット

大阪・堺市の中小企業を中心に企業の抱える問題解決を行っています西野社労士事務所の代表西野です。

このブログでは、日頃経営者様からお聞きする疑問や、顧問先から相談のある人事・労務相談の話題を中心に、社労士としての私の考えを述べさせていただきます。

今回は、社労士事務所と顧問契約をする3つのメリットです。

社員10数名の会社だと、社長ご自身が労務管理や手続きをされている会社も多く、社労士に依頼する必要性を感じておられない方も多いようです。

でも、将来、例えば「3年後にはこのようになっていたい」そう思っておられるなら社労士に依頼する価値は大きいです。その理由を紹介させていただきます。

社長の仕事とは?

仕事を4つの割り振ると…
その前に、社長の仕事とは何でしょうか?

ひと言で表すと、会社を永続的に発展させることだと私は思います。
3年後、5年後の会社の未来図を描き、それを実現できるよう手を打っていく。
社長にしかできない最重要の仕事です。

もちろん、創業間もないころは社長ご自身がNo1プレイヤーでもあり、雑務もこなさなければならないでしょう。でも、それは本来の姿ではありません。

『7つの習慣』で書かれているのですが、仕事をその性質、緊急度と重要度から4つのゾーンに割り振ることができます。

・第1ゾーン  緊急度【高】 重要度【高】
・第2ゾーン  緊急度【低】 重要度【高】
・第3ゾーン  緊急度【高】 重要度【低】
・第4ゾーン  緊急度【低】 重要度【低】

第1ゾーンは、重要度が高く、緊急度も高い仕事。
例えば、商談、あるいは商談の資料作成、クレーム対応等です。
やらなければ今日明日の経営に影響を及ぼす、いわば『火消し』の仕事です。
社員の入退者手続き、労務管理、会計記帳等はこのゾーンに入ります。

第2ゾーンは重要度は高いけれども緊急度は高くない、言い換えると優先順位の低い仕事。
人材育成、制度設計、組織作り、販売戦略の見直し、新市場の開拓等、放っておいても今日明日の経営に影響を及ぼすことは有りません。
でもやらなければ将来的には行き詰まります。
『投資』であり『準備』の仕事です。

第3ゾーンは、緊急度は高いけど重要度は低い仕事。
電話応対やメールへの返信、資料の作成等で『おつきあい』の仕事です。

第4ゾーンは、緊急度も重要度も低い仕事。
不要書類の廃棄や資料の整理等、『ひまつぶし』の仕事です。

この中で、社長本来の仕事は第2ゾーンになります。
人材育成、制度設計、組織作り、販売戦略の見直し、新市場の開拓等、第2ゾーンに入る仕事をどれだけできるかが、貴社の3年後、5年後の決定づけることになります。

ではもし、これらの仕事をしなければ将来どうなるのか?
考えると恐ろしくなります。

社労士事務所と顧問契約をするメリット

1 時間の使い方が変わる

社労士事務所と顧問契約をするメリットの1つ目は、時間の使い方を変えることができることです。
ご自身のされている仕事4つのゾーンに割り振ってみて下さい。
第2ゾーンに全体の何割くらいの時間をかけておられますか?

理想を言えば、70~80%ですが、プレイヤーとしての仕事もこなされている場合はそうはいきません。
とは言え、最低でも50%程度は欲しいところです。

その為には、時間の使い方を変える必要があります。
第1ゾーンに入る仕事の中で、社長でなくてもできる仕事は、他人に振って時間を確保していくことです。
社労士事務所と顧問契約をすることで、社員の入退者手続きや労務管理を振ることができますので、第1ゾーンにかける時間を減らし、その分第2ゾーンに回せます。

2 仕事の優先順位が変わる

3年後のゴールに向けて
社労士事務所と顧問契約をするメリットの2つ目は、仕事の優先順位を変えることができることです。
社員の入退者手続きや労務管理を社労士に振ることで、第2ゾーン、将来のために手を打つ時間を確保することができます。
ところがそこに落とし穴が待ち受けています。

人材育成、制度設計、組織作り…。
これらの仕事は慣れていない内容が多く、着手するのがストレスになることが多いのです。
ついつい後回しになり、時間は確保したけどそのまんま。そうなりがちなのが第2ゾーンの特徴です。

私の場合は顧問契約をした際、社長から3年後の理想の姿をお聴きし、その為にどのように進めていくか、上図のように計画を立てます。

計画通りに実行できるよう、毎月の社長とのミーティングで進めていきます。
その場で決めることができない場合は、役割を決めて次のミーティングまでの宿題とします。
例えば「就業規則の修正は私がやります。社長は社員さんと面談をしてくださいね」という感じです。
もちろん面談で何をお聴きいただくかはお伝えしますし、ご自身でできないという場合は私か代わりにやることもあります。

このように社労士事務所と顧問契約をすることで、やらなきゃいけない状態を作っていく。
重要だけど優先順位の低い仕事を、優先順位の高い仕事にしていくことができます。

3 良い人材に歓迎される

マズローの欲求5段階説
社労士事務所と顧問契約をするメリットの3つ目は、社員から歓迎されることです。
特に良い人材ほど歓迎してくれます。

「ホンマかいな?」
そう思われる方も多いと思いますが、ホントです。

私の場合、普段お話をしているのは社長ですが、社員の方たちと直接お話する機会にも恵まれています。
そこで、いつもこのような質問をしてみるんですね。
「私のことを、こいつ何しに来たんや?」って思ってません?

すると皆さん、
「いえいえ、そんなことは無いですよ」
と答えてくれます。

と言っても、社交辞令かもしれないと思ってしまうんです。
なので更にこのように問いかけてみるんです。
「私だったら、社長とグルになって何か企んでるんじゃないかって思いますよ」って笑。

すると
「いろいろと疑問に感じることが多かったので、社労士さんに入ってもらえるって聞いて良かったです」
ほとんどの方が、このように返答してくれるんですね。

中には微妙な表情で答えてくれない方もいますが…
あとで社長に聞いてみると、会社にとって有り難くない人材なんです。

少しこれについて、マズローの5段階欲求説で考えてみたいと思います。
ご存知の方も多いと思いますが、簡単に説明します。

1番目が生存の欲求
食べたい、飲みたい、寝たいという本能的な欲求です。
これができなければ生きていけません。
会社で働くことで、満たされます。

2番目が安全の欲求です
ある程度生存の欲求が満たされると、
危険から身を守りたい、ちゃんとした生活をしたいとなります。
会社で言うと、労働環境が整備されている状態です。
・毎日深夜まで残業している、
・残業代がつかない、
・有給休暇も取れない
これらは論外ですが、
就業規則が整備されていて、法令や就業規則に基づいて労務管理が行われていることにより、満たされます。

3番目が社会的欲求。
帰属欲求とも呼ばれますが、孤独ほど不安なものはありません。
家族や仲間が必要です。
職場で言うと、上下関係や部門間の風通し、人間関係が良い状態です。

4番目が、集団で認められたいという承認の欲求です。
自分がやったことに対して、上司や周囲が反応してくれるということです。
いいことであれば褒めてもらえ、間違ったことであれば叱ってくれる、
このような状態になると承認の欲求が満たされます。

そして5番目が、自分の可能性を最大限に発揮して成長したいという 自己実現の欲求です。
社長の思いや会社のビジョンがバンバン伝わってくる、
この会社で働くことで自分も成長できる、

1番目から3番目が外的に満たされたいという欲求で、
これらが満たされたからといって社員のモチベーションが上がることは有りませんが、逆に満たされないと不満がたまります。
まともに仕事ができない状態になり、退職にもつながります。

それに対し、4番目、5番目が内的、心を満たしたいという欲求で、これらが満たされることでモチベーションもグッと上がります。

社員の力を上手に生かすには、これらの欲求をバランスよく満たすことが重要です。

私の経験上、社労士が顧問として入らず、社長や奥様が労務管理をされている会社のほどんどは、就業規則が無い、あるいはあっても形骸化しているという状態です。
所定労働時間でさえ、実態とかけ離れているということもあります。

2番目の欲求、会社で働いていることで1番目の欲求が満たされないということは無いと思うので、実質最も低い欲求が満たされていない状態です。

「ちゃんと残業代の計算をしてくれているのだろうか?」
「有給休暇が取れないっておかしくない?」
「産休・育休がちゃんと取れるのだろうか?」
社長には直接言わないかもしれませんが、このような疑問を持つ社員は多いです。

1つ1つは些細なことであっても、重なると「この会社で大丈夫だろうか?」
疑心暗鬼が広がります。。

まとめ

「今の時代、働く環境を整備するのも大事だし、社労士と顧問契約することにした」
そう社員に宣言するだけでも、安心感は計り知れません。

以上、今回は社労士事務所と顧問契約をするメリットについてご紹介させていただきました。
参考にしていただければ幸いです。

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